ドコモの動画配信サービス・dTVを実際に使ってみて分かったメリットとデメリットをお伝えします!
dTVはドコモケータイ契約者はもちろん、契約していない人でも利用ができるのが特徴です。
会員数は500万人以上で、動画配信サービスでは国内トップシェアを誇ります。
月額料金の安さと見放題作品の数を考えると、VODのコスパの高さはトップクラスでしょう。
そんなdTVを使った感想を含めてお伝えします。参考にしてみて下さい!
目次
dTVのメリットは?
dTVのサービスを実際に使ってみて感じたメリットをお伝えします!
まずdTVの基本情報は以下の通りです!
サービス種類 | 見放題(+PPV) 新作はレンタル |
作品数 | 120,000本以上 |
料金(税抜) | 月額500円 |
無料お試し期間 | 31日間 |
対応画質 | SD(標準), HD(高画質), 4K(最高画質) |
ダウンロード | 対応作品あり |
アカウント数 | 最大1名 |
同時視聴数 | 最大1名 |
ココがオススメ!
- 月額500円で動画12万本を楽しめる!
- ドコモ契約者以外でも登録OK!
- マンガやドラマなどオリジナルコンテンツあり!
- ダウンロード対応でオフライン視聴もOK
- 会員特典のお得なサービスも
ではメリットについて順に見て行きましょう。
低価格✕動画数の圧倒的コスパ!
dTV最大のメリットは、何と言っても月額500円で動画12万本を楽しめるという、トップクラスのコスパの高さです。
他のVODと比較しても、低価格でこれだけの動画が楽しめるVODはありません。
海外国内の映画・ドラマ、韓流、アニメなど、定番ジャンルはもちろん揃っています。
そしてdTVオリジナルのドラマやバラエティ番組、マンガなど、dTVでしか見られないコンテンツも充実しています。
さらに、音楽の生中継ライブやミュージッククリップ、カラオケといった音楽動画が配信されているのも特徴です。
主にエイベックスグループのアーティストの作品が多いですが、これはdTVの運営をエイベックスが行っているからです。
ココに注意
タイトル数≠動画本数!
スマホでdTVのメニューから「ジャンル」を選択、例えば「海外ドラマ>定番人気シリーズ」を選ぶと、画面上部には
- 定番人気シリーズ(29)
みたいに出てきます。()の数を全部合計しても1万も行きません。
このジャンル毎に出てくる数は、動画の本数ではなく作品タイトルの数です。
つまり「○○ シーズン1」とか「○○ パート2」という作品の単位です。
そのタイトル毎に、24話だったり12話だったり…話数分の動画が含まれています。
なので、ドラマやアニメの( タイトル×話数 )を全部合計すると、動画本数が12万本になるという計算です。
この辺りはちょっと分かりにくいですけど、これはdTVに限った話ではなくて、だいたいどのVODもこの計算です。
なので「12万本も無いじゃん!」と思わないよう注意して下さいね。
ドコモ未契約者でもOK!
ドコモのケータイ未契約者でもサービスが受けられる、というのも大きなメリットです。
フリーSIMのスマホ・タブレットはもちろん、PCからでも見放題で動画が見られます。
会員数は2018年現在で500万人を突破しました。VODサービスでは国内最大規模の会員数です。
会員数が大幅に増えたのは、ドコモ未契約者でもdTVのサービスに加入できるようになったからと言われています。
やっぱり月500円で動画12万本が見られるというコスパの高さが大きな魅力になっているんでしょう。
ダウンロードでオフライン視聴OK
一部の作品は、あらかじめ動画をスマホやタブレットにダウンロードしておくことができます。
ダウンロードしておけば、wi-fiなどネット環境が無い場所や、通勤中の電車や・移動中の車の中など回線が繋がりにくい場所でも、動画を楽しむことができます。
外出してスマホ・タブレットを使う機会が多いユーザーには有りがたい機能ですよね。
マンガは声優読み上げのオリジナル!
dTVオリジナルコンテンツの1つがマンガです。
でも、dTVにあるのはただのマンガではありません。
- 声優が1字1句セリフを読み上げる!
- BGMと効果音付き!
- キャラが動く作品も!
原作そのままの動画風マンガと言っていいでしょう。クオリティの高さが半端ないです。
しかも配信中の50作品以上が、全て見放題で見ることができます!
マンガ配信作品
- 進撃の巨人
- あのコの、トリコ。
- 今日、恋を始めます
- となりの怪物くん
- 寄生獣
ほか
どの作品も、有名人気声優が声を当てています。
特に「進撃の巨人」は、声優がアニメ版とまったく同じです。
マンガのストーリーが動画のように進むのは、見ていて新鮮でアニメ版とは違った面白さがあります!
原作ファンやアニメファンには嬉しいサービスでしょう。
dTV会員特典のお得なサービス!
記念グッズプレゼントや完成披露イベントの招待など、dTV会員特典のプレゼントキャンペーンが何かしら開催されています。
人気の若手俳優が出演する披露試写会などは競争率が高いので、ファンの方にはこういったキャンペーンは嬉しいと思います。
そしてドコモのケータイ契約者なら、dポイントが貯まります。
月額料金500円なので最低でも毎月5ポイント、さらに動画レンタルした分ポイントがたまります。
またdポイントが毎月抽選で500ポイント以上当たるチャンスもあるのでお得です。


dTVのデメリットは?
では逆に、dTVのデメリットはどんなところにあるか?
実際に使ってみて、以下のようなことを感じました。
ココが残念
- 高画質対応でも画質はそれほど
- シリーズ全作品が揃っていないものも
高画質対応も画質はそれほど
dTVの動画の画質はHD(=ブルーレイくらい)と、一部は最高画質の4Kまで対応しています。
画質はスマホ・タブレットからの視聴で選ぶことができます。
選べる画質を順に並べると
きれい < すごくきれい < HD < 4K
となっています。
ただしHD画質と4K画質については、対応作品と対応機種が限られています。
4K対応作品は時期によって変わりますが、多くて2桁行くか…くらいです。
高画質に対応しているものの、スマホで見る場合はハイスペックスマホ以外は「すごくきれい」(=DVDくらい)であることが多いです。
もちろん回線状況にもよりますけどね。
ただPCで視聴するのと比べると、明らかに粗さが目立ちます。
前はHD画質対応作品かどうか確認できたのに、今はできなくなってるんですよね。
なので、HD対応作品じゃないからなのか、回線が悪いからなのかが分かりません。
画質については、まだまだ改善の余地がある…という印象です。
あと、PS4などのゲーム機には非対応です。
テレビで楽しみたい場合は、dTVターミナルやFire TV、chromcastなどの専用機器を購入して、テレビに接続する必要があります。
このようなことを考えると、「テレビでも見たい」「高画質で見たい」という方には、あまりオススメはできないです。
シリーズ全作品が無いのもある
dTVは基本的に旧作品メインですが、人気タイトルがシリーズ全作品揃っていないものがあります。
例えば海外ドラマを見ると、「ボーンズ」や「クリミナル・マインド」といった定番作品は最新のシーズン中心で、シーズン1など過去の配信は無いです。
「プリズンブレイク」や「メンタリスト」など、一部の人気タイトルはPPVになっているものもあります。
この辺りは広く浅く…といった印象です。
海外ドラマの充実度ならhuluやNetflixの方に軍配が上がるでしょう。
人気タイトルを見放題でシーズンぶっ通しで見たい、という人にはオススメできないです。
スマホユーザメインのサービス!
月額500円という安さで12万本の動画が楽しめるコスパの高さ。
そしてドコモのサービスということを考ると、dTVはスマホユーザー層がメインターゲットのVODという印象が強いです。
ただスマホで見るなら、最低でもDVD程度の画質があれば十分じゃないでしょうか?
実際に使って見て、スマホで動画を見るときの画質は十分許容できるレベルです。
まとめ dTVはお手軽な高コスパVOD!


dTVのサービスを使ってみて感じた、メリット・デメリットについてお伝えしました!
dTVの特徴は、何と言っても月額500円の安さと動画本数の多さ。そしてスマホでいつでも見られる手軽さだと思います。
やっぱりドコモが提供するサービスなので、スマホ・タブレットユーザー向けという印象が強いですね。
dTVについてまとめると、
こんな方にオススメ!
- 月額500円で色んな動画を楽しみたい!
- スマホで1人で気軽に楽しみたい!
- 声優が読むマンガが見たい!
- 画質はそんなに気にしない!
という方にオススメのVODだと思います!
※本作品の配信情報は2018年11月10日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはdTVのホームページもしくはアプリをご確認ください。